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TOP > 事業内容 > イスラエル製電動式歩行訓練会談

 

イスラエル製 DST (Dynamic Stair Trainer) 電動式歩行訓練階段
ユニークなリハビリ機器 (DST-8000)  
イスラエルで95%のリハビリセンターでDSTを導入済み

DSTは4段の階段の高さを患者さんの能力に応じて、電気的に調節できることから、患者さんが立位を維持できるとすぐに、訓練を開始することができます。

また、設定した高さを患者さん自身で数値として視認できることから、目標に対するモチベーションが高められ、進歩の度合いを実感することができます。

DST を利用することで、従来よく見受けられた固定段差をクリアーできないというフラストレーション(患者さん、セラピスト双方にとって)から解放されます。

DSTは多機能を有しており、両側の把持棒の高さも調節でき、また、段差をゼロ設定することで、平行棒としても活用できます。

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DST(電動式歩行訓練階段)の概要  

DSTは昇降訓練を必要とする患者さんにとっての新しい訓練機器で、階段高を電気的に0〜16.5cmの任意の高さに設定することができます。

また、把持棒の高さ、幅も患者さんに合わせて調節することができ、一般疾病、心肺疾患、脳卒中、整形疾患、労災、交通事故、術後(含む膝置換手術)、神経性疾患、片側下肢切断患者、または小児の訓練に、それぞれのレベルで対応いたします。

階段昇りは、日常生活で頻繁に見受けられる運動で、それ故、階段を利用した訓練が必要となってきます。また、副次的効果として、一般的身体能力の向上、筋の協調性の改善、自信の高揚、及びバランス機能の強化にも役立ちます。

DSTは患者さんの能力に応じて、ボタン操作ひとつで、電気的に高さを調節できます。

 

 
DST(電動式歩行訓練階段)の卓越性  

DSTは多くのリハビリテーションセンターでテストされ、その卓越性が以下の通り、認められています。

1)リハビリの初期段階での昇降訓練の実施

個々の患者の能力に応じて高さを任意に調節できることから、従来の高さ固定の階段では訓練できなかった患者も、リハビリ初期の段階から、昇降訓練を開始することが可能となり、昇降能力のみならず、歩行能力の回復率が向上する。

 

2)正しいステップ

無理な階段高での訓練では、健足を中心とした運動になり、患足は、往々にして健足に引きずられることになる。DSTでは、患足側でクリアーできる高さに階段高を設定することで、一方に引きずられることなく両足相互の正しいステップ訓練が可能となる。

 

3)訓練モチベーションの高揚

従来の高さ固定式階段では、その無理な高さの故、恐怖感、疼痛、フラストレーションによる訓練の停滞がよく見受けられたが、高さ調節機能を付加し、加えて、その高さを数値表示することで、患者自身の達成感、訓練へのモチベーションが著しく向上する。

 

4)把持棒の高さ、及び幅調整

把持棒の高さ、及び幅を患者の体位に合わせて調節することで、より安全に、且つ患者自身、安心感を持って訓練することができる。また、訓練の進捗状況に応じて、幅を最大限に広げ、片手は杖等、他の介助器具を用いて、より、実際の生活に則した形で訓練できる。

 

5)独自訓練の実践

DSTの高さ調節、把持棒の高さ、及び幅調節機能の具備、その他、優れた安全性により、セラピストの監視のもと、セラピストの介助無しに訓練することも可能である。それにより、患者自身の昇降に対する自信も向上する。

 

6)リハビリ時間の短縮

DSTの持つ上記特性から、昇降能力の回復が加速され、全体としてのリハビリにかかる時間が短縮される。このステップ学習についての時間短縮には、劇的な改善が見受けられる。

 

7)DSTの採用

DSTの登場時には、病院スタッフにとって、奇異な器具との印象を与えたようであるが、一旦、臨床活用されると、今では、DST無しでは、昇降訓練はできないとの認識が広く行き渡っている。

 

8)時間セーブ及び有効性

DSTはセラピストにとって、患者の治療時間の短縮に著しく貢献すると同時に、セラピストの介助負荷にも貢献している。階段高の調節は、ボタンを押すだけで、その操作性も極めてシンプルである。それにより、セラピストは、患者自身による訓練を監視することが主たる業務になり、その時間、他の患者の治療にあたることもできる。

 

9)まとめ

上述したように、DSTはボタンを押すだけで、階段高を任意の高さに調節することができ、患者、セラピスト双方にとって、極めて有効な訓練ツールである。更に、セラピストは、患者の進捗状態を客観的に、且つ、正確にモニターすることができます。

 
 
DST(電動式歩行訓練階段)による高齢者訓練  

人間は高齢になるに従い、QOLがよりシリアスな問題になってきますが、そこでは、ごく日常的な行動、例えば、劇場に行ったり、公園を散歩したり、家族、友人の訪問を受け、階下におりたりといった行為において、自力での運動性、並びに階段の昇降運動が求められます。立ちはだかる階段は、日常生活ではいたる所に存在しています。段差をクリアーできない高齢者の場合、極端な例としては、僅かな段差の故に交差点をわたれないという事態も起こり得ます。

 

高齢者の昇降訓練においては、身体能力に応じて、“徐々に”訓練していくことが、非常に重要です。というのは、昇降訓練を必要とする高齢者の多くは、かつて、その虚弱性、または疾病から転倒を経験しており、そのトラウマから、昇降に対して自信を喪失している場合が多いからです。そういった点で、DSTの持つ、高さ調節機能は、高齢者の昇降訓練に特に適しています。それぞれの高齢者のレベルに合わせて、訓練を実施して下さい。

 

世界は急速に高齢化社会に突き進んでいます。DSTを活用し、高齢者の日々のQOLを向上させる訓練をお勧めします。

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