介護用品の重要性と選び方! おすすめの介護用品カタログのご紹介!!

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介護用品の重要性と選び方! おすすめの介護用品カタログのご紹介!!

2025年11月12日


朝晩は肌寒さを覚え冬の気配を感じる季節となりました。

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回は、介護用品の重要性と選び方とおすすめの介護用品カタログをご紹介致します。

■介護用品とは? 

介護用品は、車いすや杖等の福祉用具から、紙おむつや介護用ハブラシなどの日用品まで、広い範囲で介護に用いられる物を指します。

介護用品の種類は、車いすや杖などの補助製品から、紙おむつやおしりふき等の日常的な消耗品まで様々な種類があります。  

~例~

車いす、歩行補助杖、シルバーカー等の移動関連用具、介護用服(マジックテープ等で着脱しやすい服)、介護用靴、先割れスプーン等の介護食器、介護食、紙おむつやおしりふき等の排泄関連用品、介護用歯ブラシ等の日用品、床ずれ防止用具、電動昇降座椅子、入浴補助用品 etc…





■介護用品選びが重要な理由

介護の現場は日々進化を遂げています。適切な介護用品を上手に選び使いこなす事は、介護を受ける方の生活の質を向上させ、介護者の負担を軽減する重要なポイントとなります。


◆介護の負担を軽減

介護用品を利用する事は、介助者の負担を軽減する事につながります。介護生活は、とても労力がかかり介助者の体力や精神力も削られてしまうことが少なくありません。 しかし、介護の負担を軽減できるような用品を揃えれば、毎日の大変な作業の負担を軽減させられる場合があります。 排泄や移乗のサポートなどは、介護生活の中で必須です。しかし、介助者の負担が大きい上に、腰を痛めるなどの怪我のリスクもあるのも現状です。 介護者にとって、毎日のサポートは負担が大きいものですが、必要な介護用品を揃えることで負担の解消につながります。


◆介護者の安全確保

数ある介護用品ですが、ベッドからの転落を防ぐためのベッドガードや、安定して歩行できる歩行器など、現状、介護者の安全の確保を目的とした様々な介護用品が展開されている状況です。 特に要介護者は、いつどんな危険に陥るかは分かりません。予期せぬトラブルが発生する事もあるので、完璧に要介護者の安全を守り続けるのは簡単な事ではありません。 しかし、介護用品を活用することで、思わぬ事故から要介護者を守りやすくなります。 転倒防止や徘徊防止等 要介護者の怪我や事故のリスクに不安を感じている方は、介護用品をしっかりと選び、安全性の高そうな用品を選ぶ事が大切です。


■介護用品選ぶ際のポイントとは?

介護を必要とする方が安心して暮らすためには、適切な介護用品の選定が欠かせません。介護用品の種類は多様であり、その中から最適なものを選ぶことは容易ではありません。そこで、介護用品を選ぶ際に考慮すべきポイントを商品別にいくつかご紹介致します。


◆車いす

車いすは大きく分けると「自走用(標準型)車いす」「介護用(標準型)車いす」「電動車いす」の3種類に分類されます。

▼自走用(標準型)車いす
車いすの利用者本人が操作することを前提とした車いすです。後輪外側のハンドリムと呼ばれる輪を押して進みます。操作性はその利用者に合わせられており、手で操作するもの、足で操作するものと様々です。後輪の前の方に利用者用のブレーキが、自走介助兼用車いすの場合は背中に介助用の補助ブレーキが付いています。

▼介護用(標準型)車いす
介助者が操作することを前提とした車いすです。後輪にはハンドリムがついていません。自走式に比べて車輪の口径が小さく、介助者にとって操作しやすいのが特徴です。ブレーキも介助者が使う前提で後輪の後方についているものが多いです。

▼電動車いす
車輪を電動モーターで駆動する車いすです。手元のリモコンやスティック上のコントローラーを操作し使用します。電動で進むため四肢(手足)に障がいを持った方以外にも、車いすを自走できる体力のない方でも移動できます。座席の下にバッテリーを搭載するためかなりの重量となります。

【選び方】
車いすを選ぶときは使用する人の身体の状態や利用環境、乗り心地<横幅や重さ、足場の安定性>など、使用者の身体特性に合ったものを選ぶことが必要です。

また、介助ブレーキがあるなど介助者にとっても扱いやすいことも重要です。


◆歩行器具(歩行器・歩行補助杖)

歩行器は大きく分けると「固定型」「交互型」「キャスターつき(2輪・4輪)」の3種類に分類されます。用途や利用環境によって適したものが異なります。

▼固定型
フレーム全体を持ち上げて、一歩ごとに前へ進む歩行器です。
最も安定性が高い反面、移動に体力を使うため、屋内で短距離を安全に移動したい方に向いています。
注意点は、持ち上げて移動する必要があるため、腰痛が生じやすい人は慎重

▼交互型
左右のフレームを交互に動かせる歩行器です。固定型よりも早く歩く事が出来き自然な歩行動作に近く、ある程度のバランス能力が残っている方に適しています。

▼キャスターつき(2輪・4輪)
前脚または全ての脚に、キャスター(車輪)が付いている歩行器です。
押しながら進めるため、3つの歩行器の中で1番スムーズに移動できます。

【選び方】
※歩行器具(歩行器)を選ぶときは使用する人の身体の状態・使用場所に合わせて選定をします。屋内で使用する場合は、固定型や2輪のキャスター付き歩行器など小回りがきくタイプをおすすめです。
屋外利用が多い方は、4輪キャスター付きでブレーキがあるタイプや、疲れたときに休憩できる椅子がある歩行器が安心です。


◆介護用ベッド(特殊寝台)

介護用ベッド(特殊寝台)とは、主な機能としては『背上げ機能』『脚上げ機能』『高さ調整機能』の3つの機能があります。
■背上げ機能 
背上げ機能とは、ベッドの背もたれの角度を調整できる機能です。角度は、フラットな状態から約75度まで調整可能です。  
■脚上げ機能 
脚上げ機能とは、ひざの位置から角度をつけて高さを調整できる機能です。

※介護用ベッドは、本体に搭載されているモーターの数によって分類され、それに応じて使用できる機能が異なります。

<介護ベッドの種類>

■1モーター 

 『背上げ機能』or『高さ調整機能』

※1モーターは、介護の必要性が比較的低い方に向いています。シンプルな操作で最低限のサポートが可能です。 

■2モーター

『背上げ機能』+『高さ調整機能』or『背上げ機能』+『脚上げ機能』

2つのモーターを搭載しており、それぞれの機能が独立して動くため、複数の調整が可能です。複数箇所の調整が可能なため、より動きやすさや快適さを求めたい方におすすめです。

■3モーター

『背上げ機能』+『脚上げ機能』+『高さ調整機能』

3つのモーターを搭載しており、「背上げ」「脚上げ」「高さ調整」の各機能を独立して動かすことができます。より細やかな調整が可能な為、介護の必要性が高い方に適しています。介護される方の身体の状態や、介護者の負担を考慮すると、3モーターのベッドが選ばれることが多い傾向にあります。

■4モーター

『背上げ機能』+『脚上げ機能』+『高さ調整機能』+『ヘッドレストの調整機能』等

一般的には3モーターまでのベッドが広く使用されていますが、より高度な機能を求める場合は、4モーター以上の製品が選択肢に入ります。

たとえば、以下のような機能が搭載されています。
・『背上げ機能』+『脚上げ機能』+『高さ調整機能』+ヘッドレストの調整
・『背上げ機能』+『脚上げ機能』+『高さ調整機能』+体位変換の補助機能etc…

【選び方】


介護用ベッドを選ぶ際には、まず「背上げ」「脚上げ」「高さ調整」のうち、どの機能が必要かを明確にすることが重要です。これにより、ベッドの種類(モーターの数)が決まります。

さらに、介護用ベッドをより快適に使うためには、以下のポイントも重要になります。


■マットレスの種類を決める


身体の状態に合ったマットレスを選ばないと、動きにくさや身体の痛み、床ずれなどのリスクが生じる恐れがあります。
以下の基準を参考に、マットレスを選びましょう。
・寝起きや立ち座りが大変な方:硬めのマットレスを選び、動きやすくする
・身体の変形や痛みがある方:柔らかめのマットレスで、身体にかかる圧を分散させる
・自力で寝返りできない方:エアーマットレスを使用し、床ずれを予防する
・頻回な体位交換の負担を軽くしたい場合:自動で体位交換するエアーマットレスを選ぶ

■必要に応じて介護用ベッドの付属品を選ぶ


付属品とは、介護用ベッドと一緒に使用するものを指します。主な付属品とその役割は、以下の通りです。

・サイドレール(ベッド柵):転落防止、布団の落下防止
・手すり:寝返り、起き上がり、立ち上がり、乗り移りなどの補助
・サイドテーブル:ベッドでの食事や、読書の際に使用
・スライディングボード:ベッドや車椅子への乗り移りをサポート
・スライディングシート:ベッド上で身体を滑らせて、身体の位置を変える際に使用

■安全性の配慮


リモコンの誤操作により、サイドレールや床などに挟まれる死亡事故も報告されています。事故を防止するためには、挟み込み防止装置やリモコンのロック機能などの安全装置がついたベッドを選びましょう。

また、介護用ベッドは製品の強度・形状について2009年にJIS規格が改正されているため、最新の規格に対応している製品を選ぶことをおすすめします。


★おすすめの介護用カタログ★

■福祉用具総合カタログ:『介援隊』
福祉用具(車いす・介護用ベッド・歩行器具(歩行器・歩行補助杖)等)/介護用品(介護用靴・お尻拭き・紙おむつ等)

■福祉用具総合カタログ「介援隊Vol.25」

『より見やすく、選びやすく』を心掛け、最新商品から、定番商品まで厳選した介護用品・福祉機器、看護支援商品、健康管理用品等を掲載しております。
★介護用品の選定時等に参考になります。


まとめ

今回は、『介護用品の重要性と選び方! おすすめ介護用品カタログのご紹介!!』ついて詳しくご紹介させて頂きました。

介護用品を選ぶ際は、機能や価格だけでなく使用者本人や家族の生活環境、身体状況に最適な商品選定が重要です。安心できる介護用品選びは、介助者の負担軽減と介護者本人の生活の質の向上につながります。カタログや店舗で豊富な商品を比較し、ポイントを押さえ賢く選ぶことで、日々のケアがより安心で快適に進みます。定期的にカタログやWebサイトで新商品・便利グッズ情報をチェックし、必要に応じて最新のアイテムにアップデートすることもおすすめです。
 
■福祉用具・介護用品の購入お悩みの方は、お気軽に『㈱メディカル・ケアセンター』までお問い合わせください。

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