介護業界におけるBCPとBCMとは?

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介護業界におけるBCPとBCMとは?

2023年12月05日


BCP義務化_アイキャッチ

BCPとは「事業継続計画(Business Continuity Plan)」の事で、地震・自然災害・感染症・経営環境の変化など不測の事態が発生しても、事業を中断させない、または中断しても可能な限り短い期間で復旧させるための方針、体制、手順を示した計画書の事です。

BCMとは「事業継続マネジメント(Business Continuity Management)」の事で、BCOの策定や維持・更新、事業継続を実現するための予算・資源の確保、事前対策の実施、取組みを浸透させるための教育・訓練の実施、点検、継続的な改善を行う平常時からのマネジメント活動の事です。

BCMを元にBCPの策定を行うので、BCPとBCMはセットで考える必要があります。

基本的にBCPはすべての企業にとって重要な経営課題ですが、介護業界においてはBCPの策定を行う事が2024年より義務化となるため、介護サービスを提供している介護施設・事業所は2024年までにBCPの準備・対策を行う必要があります。

義務化に伴い、厚生労働省のサイトにて介護施設・事業所向けのBCP策定を支援するガイドラインも公開されています。ガイドラインではコロナウイルス感染症発生時の業務継続、自然災害発生時の業務継続について施設形態別(入所系・通所系・訪問系)に紹介されているので、参考にされると良いでしょう。

■ガイドライン掲載ページ
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修

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